2026.02.27

セキュリティセミナーで分かった!中小企業の注目コンテンツ


東京都中小企業サイバーセキュリティフォローアップ事業では、メルマガに登録いただいている方を対象に全4回のオンラインセキュリティセミナーを開催いたしました。

今回は、各回で取得したアンケート結果から、各回でどのコンテンツが人気だったのかを解説していきたいと思います。

■セキュリティセミナーの開催日時・タイトル

開催日 開催回 タイトル
2025/12/10 第1回 いまさら聞けない、サイバー攻撃対策手段
〜基本的な情報セキュリティ対策を紹介〜
2025/12/23 第2回 2025年のサイバーセキュリティ事案を振り返る
〜最新の被害事例を紹介〜
2026/1/15 第3回 2026年をいい年に、各社優良事例から今後の取り組みを導く
〜各社の情報セキュリティ対策事例を紹介〜
2026/1/27 第4回 生成AI、地政学リスク、量子暗号、今後のセキュリティリスクを考える
〜最新の脅威や対策を紹介〜

開催日はリアルタイムでの配信日です、後日アーカイブを配信しております。
※アーカイブは2026/2/27時点、メルマガ会員限定公開になっております。
メルマガ登録 ※令和7年度の最終配信は2026/3/6 14:00を予定しております。
アーカイブ掲載先 ※メルマガに記載のID/PW認証が必要です。

全ての開催回において13:00-14:30に配信を行い、最後にアンケートを取得させていただきました。
セミナーアンケートでは満足度を問うことが多いのですが、当事業ではセミナー内容の具体的に何が印象に残ったか聞いています。

1.第1回の人気コンテンツ

第1回はウイルス対策ソフト(EPP)など、基本的な情報セキュリティ対策を紹介しました。
最も人気があったコンテンツは

「EPPとEDRの違い」

でした。

確かにこの内容、企業様からよく聞かれます。

本件はセミナー以外にも記事にしておりますので是非ご覧ください。
EPPとEDRの違いとは?セキュリティ対策の役割分担

2.第2回の人気コンテンツ

第2回は2025年に報道されたサイバー攻撃被害事例を紹介し、攻撃者の手口についても解説しました。
最も人気があったコンテンツは

「アスクル株式会社が公開したサイバー攻撃の詳細な手口」

でした。

同社はサイバー攻撃被害を確認した2025年10月19日の第1報から、本記事の配信日2026年2月27日までに原因や復旧状況等を第18報まで公開しています。
セミナーではその中でも攻撃の詳細な手口を解説させていただきました。

同社の情報公開は攻撃の手口以外にも、復旧の優先度等参考になる情報があります。
アスクル株式会社コーポレートサイト
※ニュースリリースを参照

3.第3回の人気コンテンツ

第3回は各企業が取り組んでいる情報セキュリティ対策の優良事例を多数紹介しました。
最も人気があったコンテンツは

「情報セキュリティ対策テクニック全般」

でした。

本セミナーは大きく4つの構成で出来ており

・ITの利用を制御することでの情報セキュリティ対策

・業務フローの作成は情報セキュリティ対策に有効

・中小企業はどこまで情報セキュリティ対策を実施すべきか

・情報セキュリティ対策テクニック(組織・人的・物理・技術)

4点目はさらに11項目ほどの小項目でテクニックを紹介していますが、全般的に評価をいただいた結果となりました。

しかしながら、この第3回のセミナーは全4回の中で最もリアルタイム/アーカイブともに視聴数が少ない状況です。
東京都事業等で様々な企業様に訪問して教えていただいたノウハウを多数紹介しており、他にはあまりないコンテンツと思います。セミナーのアーカイブを是非ご覧ください。

4.第4回の人気コンテンツ

第4回はセキュリティ分野における生成AIや量子暗号等、最新技術から数年先の技術まで幅広く紹介しました。
最も人気があったコンテンツは

「2025年末~2026年始にかけて実在の社長を装ったLINEメッセージによる送金指示による特殊詐欺(ビジネスメール詐欺)が発生」

でした。

本件は生成AI悪用により行われている疑いがあり、どのように悪用されているか解説しています。
また、特殊詐欺とサイバー攻撃が紐づいた象徴的な事例とも言えます。特殊詐欺については東京都や警視庁・警察庁のウェブサイトで様々な情報を発信していますので是非ご覧ください。

東京都 特殊詐欺被害防止 特設サイト

警視庁 特殊詐欺

警察庁 SOS47 特殊詐欺対策ページ